カナダ定住までの道のり(1) カナダ避難 ~ 仕事を見付けるまで

By | 2014年3月20日
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私たち家族がカナダに移ってきたのは、2011年4月6日。あとすこしで3年が過ぎようとしています。振り返ってみると一瞬の出来事のような気もしますが、それ以前の生活とは全く違う、非常に充実した3年間でした。今までの経緯は以前のブログでも書いたことがありましたが、これを期にもう一度今までの経緯をまとめてみたいと思います。数回に分けて記事にするので、よかったらお付き合いください。

 カナダへ

私たち家族がカナダに行こうと考えたのは、原発事故がきっかけでした。ただ、事故後すぐに移住を考え始めたわけではありません。大変なことになったとは感じましたが、すぐに避難しなくてはという考えはありませんでした。ウィニペグに住む友人から「子供たちを連れて今すぐカナダに来い。」と言われた時も、「そんなに深刻じゃないよ。」と笑って答えたほどです。

しかしその後いろいろな情報を調べていくにつれ、一時的に避難した方がいいかもしれないと思うようになりました。そこで、先ほどの友人に「本当に家に転がり込んで大丈夫か」を確認し、子供たちのパスポート取得など徐々に準備を進め、4月6日にウィニペグにやって来たというわけです。

当初は事故が収束した頃に日本に帰ろうと考えていましたが、原発事故は一向に収束する気配はみられません。そういった状況の中で、夫婦で話し合い、カナダに本格的に移り住む事を決意しました。

職探し

まずは仕事を探さなくてはなりません。ワーホリが取得できる年齢ではなかったので、就労ビザ取得のサポートをしてくれる雇用主を探す必要がありました。

ネットで求人情報を検索し、個別に履歴書を送ってみたり、人材紹介の会社に連絡をとったりしてみましたが、やはり就労ビザや永住権を持っている人という条件を設けているところがほとんどでした。そんな時、お世話になっている友人のお父さんが、「こんなのを見つけた」と言って新聞に掲載されていた求人情報をメールで送ってくれたのです。

その求人は翻訳会社のもので、条件には「ポルトガル語、スペイン語、もしくは日本語が流暢な事」と書いてありました。ウィニペグで日本語を使った仕事ができるとは考えていなかったので、驚いたのを覚えています。とにかくその日のうちに応募のメールを送りました。

応募先からの連絡

翌日、「ぜひ面接に来てほしい。」という返信がありました。すぐに「いつでも大丈夫です!」と返信することも出来たのですが、実は最初のメールでは、就労ビザを持っていないという事は伝えていませんでした。

さすがにビザの状態を伝えずに面接を受けるのはフェアじゃないので、「実は就労ビザを持っていない。仮にあなたの会社で働けることになった場合、就労ビザ取得のサポートをして貰う必要があるがそれでも大丈夫でしょうか。」という内容のメールを出しました。

このメールに対する返信は、「残念だがワークパーミットを持っていないのであれば雇うことは出来ない。まず就労ビザを取得してから連絡してほしい」というものでした。がっかりはしましたが、せっかく掴みかけたチャンスを逃すわけには行きません。

「就労ビザは雇用先が決まっていないと申請することは出来ない。余計な手続きをお願いすることになってしまうが、会社にはお金はかからない。今こういう状況でウィニペグに来ているので、ぜひ面接だけでも受けさせてもらえないか。」という内容を、こちらの熱意と切実さが感じれるような(ちょっと脚色した)文章にしてメールしました。

 このメールへの返信はすぐには来ませんでした。さすがに無理かと思い始めた2日後、「では、来週月曜日の10時に面接を受けに来てください」という返信がありました。これでようやく第一関門突破したことになります。(つづく)

 
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