イヌイットから学んだ人生を楽しむ秘訣

By | 2014年4月1日
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私が住むマニトバ州の真上にヌナブト準州というカナダで一番広い州があり、約3万人のイヌイットの人たちが住んでいます。広大な土地にコミュニティーが点在しているので、コミュニティーごとに言語が少しずつ違うほどです。かなり離れた場所にあるコミュニティーでは、言葉が全く通じないということもあります。

以前、私の会社にもイヌイットの女性が働いていたことがあったので、彼女からいろいろとイヌイットの生活や人生観などについて教えてもらう機会がありました。

今日は彼女から聞いた人生を楽しむ秘訣をご紹介します。私達の生活に適応するのはなかなか難しいですが、彼らの考え方を少し取り入れてみるのもいいかもしれません。

ではどうぞ。

その日、一日を生きる

人生何が起こるかわからない。明日の朝、いつもどおり目が覚めるかどうかもわからないのに、明日のことを考えて生きるのは馬鹿げている。今日一日を楽しく生きることだけを考えるべきだ。

良くも悪くも、彼らの多くはいわゆる「その日暮らし」であることが多いです。お金が入れば使う、お金がなくなったら仕事する。将来のことは考えない。おそらく、貯金という考え方は彼らにはありません。

例えば、彼らに「この日までに終わらせられるか。」と聞いても「がんばるよ」というようにはっきりとした答えが返ってこないことがほとんどです。将来のことはわからないから、約束が果たせるかどうかはわからない。だからなるべく約束はしない、ということかもしれませんね。

将来のことばかりを考えて今日を楽しめない人生を送るより、今この瞬間の人生を大切に生きるという点は正しい気がします。

思ったことは隠さずに言う

自分の考えを隠して思っていることを言わずにいたら、自分の人生が楽しめない。自分の思っている事をすべて人に伝えることで秘密がなくなる。もちろん、そのことでいざこざや喧嘩が起こることもあるが、秘密を隠し持って生きるよりもずっといい。

 確かに、彼らは非常にストレートです。例えば、今日までに終わらせるという約束だった仕事ついて連絡してみると、「昨日は疲れてたから寝てた。今からやる。」とはっきり言います。言い訳しません。

これがいいのか悪いのかは別として、相手の顔色をうかがっていうことを変えたり、自分の本当の気持ちを隠して生きるよりはストレスは溜まりにくいのかもしれません。

周りがどう思うかは気にしない

みんな自分の人生を生きていて、いつ人生が終わるかもわからない。他の人の目を気にしていたら人生を棒に振るのと同じだ。人生は短い。自分が思ったように生きるべきだ。

周りの人に迷惑をかけてはいけない、周りに変だと思われないようにしなくてはいけない、できるだけ周りの人に併せて生きるのが良いとされている日本の文化から比べるとまったく正反対ですね。

周りからどう思われるかを気にしないということは、周りからは迷惑に思われる事もありますが、自分自身よりも周りから見える自分を大切にして生きていたら、一体何のために生きているのかわらなくなってしまいます。

彼らの考え方をひとことで表すと、「自分の人生を自分の思うように生きる。」と言えると思います。

イヌイットの住む土地も、英語の文化が入ってきてどんどんイヌイット独自の文化が薄れてきているのは確かですが、それでもイヌイット生活はシンプルで、ゆっくりだということを彼女はよく言っていました。そのせいか、彼らは一人残らず話すスピードがゆっくりです。

もっと人生をシンプルにゆっくり生きる、細かいことは気にしない。これが人生を楽しむ秘訣なのかもしれませんね。






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